みぞ!のみぞ知る世界!!

とにかく自由に好きなことについて書いていきます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「当たり前」という物差しに目盛りを増やす 2021.12.31

先日、アイドルグループ日向坂46のドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』を見た。皆さんはご存じか分からないが、日向坂46は、元々、欅坂のアンダーグループとして発足した”けやき坂46(ひらがなけやき)”というグループだった。アンダーという従属的な立場…

福祉と「エンタメ」 2021.12.5

新聞でこんな文言を見た「エンタメは一部の人のぜいたく品か」 コロナ禍になってまもなく2年が経つが、エンタメ業界に突き付けられた「不要不急なもの」という刃は、その存在価値を私たちに直接問うものだった。 日本国憲法に「すべて、国民は健康で文化的な…

「言葉」で振り返る『おかえりモネ』~一人の少女が痛みの中、見出した優しさの物語~ 2021.11.29

朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』 本ブログでは、連載として記事を投稿してきたが、ちょうど一ヶ月前に、無事最終回を迎えた。前回の『おかえりモネ』の記事から約3ヶ月。まず、楽しみにしてくれていた読者の皆様、記事が投稿できず誠に申し訳なかった。…

面食い ならぬ「長文」食い 2021.10.30

このブログを始めてから、ありがたいことに沢山の方に記事に対する感想を頂く。 その中でも特に嬉しかった感想があった。 「どれも読後に満足感のある長文なので好きです。気がつくと納得のレールに乗せられていて「そうだよな」と「そうなのか」を抱いて終…

「部屋」という心の自由 2021.10.24

皆さんは自分の部屋を持っているだろうか? 突然だが、私の家には、私の部屋があるようでない。一応あるのはあるのだが、ほぼ家族に侵食されてしまっている。まぁいわゆる物置きのような形になっている。 住宅には様々な種類がある。 マンション、アパート、…

「解散」は偶然とのサヨナラ 2021.10.17

来たる11月1日。アイドルグループ「V6」が解散する。 以前、解散報道が出た際は、とても驚いた。結局それは偽りの情報で、活動は続けられたのだが、今回は本当に解散ということらしい。 私は特段、ジャニーズが好きという訳ではないが、以前も記事にしたよう…

「好き」のいろいろ。「言葉」のいろいろ。2021.10.11

書きたいネタはあるのに、なかなか書けない。そう言って何も書かないのもあれなので、今日も今日とて思いつきでつらつらと。 先日、私が応援している女優、上白石萌音の初エッセイ『いろいろ』が発売された。 芸能人のエッセイなど買ったことがなかった私だ…

SNSが紡ぐ緩やかで温かい「繋がり」2021.10.2

このブログを読んでくれている方から、「もっと気軽に」と言われたこともあり、思いつきで今書き始めた。 自分のブログは、下書きをしたり、大体の構成が決まらないと書けないものが多い。それ故、体力消費がすごい。だから、更新頻度が遅い。だから、なかな…

「街角」2021.9.25

皆さんの住む街はどんな街だろう? 街とは少し違う、どちらかと言えば”町”という表記が腑に落ちる人もいるのかもしれない。 場所を表す言葉は沢山ある。 都会、田舎、都市、村... じゃあ「街角」って?? We can do! We can go! いつもの街角で 瞳閉じて We …

『音楽さんへ』に込められたはつねちゃんの「想い」YOASOBI『ラブレター』YOASOBIの持つ”包容力” 2021.9.19

先日、YOASOBIの新曲、『ラブレター』のMVが公開された。 公開から1週間で465万回もの再生回数を記録しており、さすがはYOASOBIという感じである。 今回の楽曲は、「ありがとう」をテーマとした手紙を募集し、それを楽曲にするというラジオの企画で生まれた…

「オタク」面する「ミーハー」人間 2021.9.18

現代においてエンタメの楽しみ方は、多様化している。 特に「オタク」という応援の仕方が一般的に広がり、特定のものに熱中することが比較的、簡単になった。いつからかは分からないが、肌感ではスマホが登場して以降だろうかと思う。 ふと最近考えた。 「昔…

ヤングケアラーの「私」の話 ⑤~最後に皆さんに伝えたい事~ 2021.9.17

皆さん、こんにちは!!こんばんは!! 私、みぞ!自身の事について書いてきたこの一連の記事。 今回で最終回です。ここまで読んで頂いた皆さん本当にありがとうございます。 今日はじめて見たよ!って人は、過去の記事を下に貼っておくので、是非読んで頂け…

ヤングケアラーの「私」の話 ④ ~今の「自分」へ伝えたい事~ 2021.9.16

皆さん!こんにちは!!こんばんは!! 自分についてお話するシリーズもとうとう、4本目です。 ここまで長ったらしい文章にお付き合いして下さった方本当にありがとうございます。 それだけで私はとても嬉しいです。 まだ「見てないよ!」って方は、是非、サ…

ヤングケアラーの「私」の話 ③ ~私の世界は、皆の世界と違う~ 2021.9.15

皆さんこんにちは!!こんばんは!!みぞ!です! 今回も自分の事を書いていきたいと思います。前回と前々回まだ読んでいない方は読んで頂けると嬉しいです!!(長いですが何卒....何卒....) mizomone7118.hatenablog.jp mizomone7118.hatenablog.jp いつ、…

ヤングケアラーの「私」の話 ②~サバイバルしても良いことはない~ 2021.9.14

皆さん、こんにちは!こんばんは!みぞ!です。 前回に引き続いて、私自身の話をしていきたいなと思います。 (前回の記事を読んでいない方は、是非読んで欲しいです。) mizomone7118.hatenablog.jp 「戦場」で耐えながらも、何とかしなきゃと思う日々 小中学…

ヤングケアラーの「私」の話 ① ~依存がもたらす痛み~ 2021.9.13

皆さん、こんにちは!こんばんは! このブログの筆者、みぞ!です!! ちょっとでも読んだ事がある方、いつも欠かさず呼んでるよ~って方、この記事ではじめましてです!って方、 皆さんいつもありがとうございます!! どんな形でも私の思いに触れてくれて…

「世代」の音楽の消失 2021.8.14

つい最近、ある音楽番組を見かけた。その番組は、世代ごとに人気の曲を取り上げるというよくありがちなものだった。 だがそこで、ふと思った。「世代」で音楽を語ることは現代においてはもはや不可能なのではないだろうか。 その番組では、令和・平成・昭和…

「自分のため」が「誰かのため」に『おかえりモネ』”東京”でモネが知る「役に立つ」の本当の姿 2021.8.11

東京編に入ってからの『おかえりモネ』3週のタイトルは、第10週「気象予報は誰のため?」第11週「相手を知れば怖くない」第12週「あなたのおかげで」と、そのどれもがとても具体的だった。 そんな第10週、第11週。前回の記事では、「伝える」ことの難しさを…

報道気象で知る「伝える」難しさ『おかえりモネ』百音が直面する「誰に?」「どのように?」2021.8.6

第10週「気象予報は誰のため?」から、舞台を東京に移した朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』 気象への興味から始まり「気象予報士」を目指すことになったモネ(清原果耶)の物語も、見事気象予報士資格を取得したことで、折り返し地点に来た。 さて、第10週…

百音が見つけた「大切なものを守る時間」を作るとは?『おかえりモネ』菅波が肯定したモネの「迷う時間」2021.7.15

”モネ”こと、主人公の永浦百音(清原果耶)が、晴れて気象予報士試験に合格し、これからの展開がますます楽しみになってくる朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』 そんな彼女を合格に導いたのは、モネの揺らぐ思いをずっと支え続けた菅波光太朗(坂口健太郎)の力…

百音、晴れて気象予報士に!『おかえりモネ』モネを導いた菅波光太朗の「学習メソッド」2021.7.13

主人公、永浦百音(清原果耶)、愛称”モネ”が、宮城県の登米にある森林組合に勤めながら気象予報士を目指す物語、朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』 今週、第9週「雨のち旅立ち」の冒頭では、モネが三回目の気象予報士試験に挑み、見事合格し、晴れて気象予…

「キュン」とは「そばに誰かがいる温かさ」『着飾る恋には理由があって』コロナ禍の「火ドラ」が魅せた新たな一面 2021.7.8

6月22日に最終回の放送を終えたTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』 主演を川口春奈が務め、その相手役を横浜流星が演じるということもあり、放送前から多くの期待の声が挙がった。 それもそのはず、本作が放送されたのはTBS系火曜22時。 近年のTV…

繋ぐ「音楽」巡る「音楽」出会う「音楽」2021.7.5

繋ぐ「音楽」 先日は、女優としても活躍している上白石萌音のライブへ。 とてもとても良かった。”良かった”という言葉ではとても言い表せない程。 彼女のライブ自体に関する感想は、Twitterを覗いて欲しい。 今回は、久々に「ライブ」に行って感じたことをち…

未知とカキ、そして百音と天気『おかえりモネ』モネの視界を照らした「繋がり」という光 2021.6.14

主人公の永浦百音(清原果耶)、愛称”モネ”が気仙沼や登米といった、海や山の中で、「天気予報」という魔法に導かれていく物語。連続テレビ小説『おかえりモネ』 第3週「故郷の海へ」では、地元の幼馴染との久しぶりのやり取りが描かれる中、モネが「役に立つ…

百音にとっての「音楽」とは『おかえりモネ』震災とコロナ禍、裏テーマとして描かれる「音楽」 2021.6.9

宮城県気仙沼市の亀島で育った主人公、永浦百音(清原果耶)通称”モネ”が、偶然知り合った天気予報士の朝岡をきっかけに、「天気」に魅かれていき「天気予報士」を目指す連続テレビ小説『おかえりモネ』 3週目「故郷の海へ」では、モネが「音楽」を辞めた理由…

『おかえりモネ』二人のヒーローが百音に教える「役に立つ」という事 2021.6.1

早くも2週目までを終えた連続テレビ小説『おかえりモネ』 ”海” 宮城県気仙沼市の亀島で育った主人公、永浦百音(清原果耶)通称”モネ”が、”森” 宮城県登米市の森林組合で勤める中、様々な人々と触れ合いながら、”空”「天気予報士」という夢を見つけ、邁進する…

「無関心」に奪われる私たちの心 映画『図書館戦争』レビュー

先日、Amazon Primeで、『図書館戦争』シリーズが3作品同時に配信を開始した。 劇場版2作とTVSP1作の計3作からなる『図書館戦争』シリーズ。 有川浩の小説が原作の本作品。実写映画だけでなくアニメや漫画というマルチメディア展開もされた人気シリーズだ。 …

平等じゃない「選択」2021.4.30

「自分で選んだんだから仕方ない」 コロナ禍で、懸命に働くエッセンシャルワーカーに向けられる言葉。 自己責任論というのだろうか。こんな言葉を聞くと、悲しくなる。 私も、介護の仕事を始めて早3週間。もはや「辞めたい」と正直思っている。 そんな鬱々と…

「新社会人」2021.4.19

4月も中旬に入り、もう5月がこちらを覗き始めている今日この頃。 私も、新社会人になり早3週間だろうか。なんだかんだ慣れてくる頃なのだろうが、全然慣れない。むしろ自分と仕事のミスマッチに日々、気づいていく日々である。 いつも、ブログは何回か書き直…

「想像の世界」ーMy Imagination ZOneー 2021.3.31

突然だが、私は「想像力」を持った優しい人でいたいとずっと思っている。 そしてそんな人と関わって生きていきたい。 でも、現実はそううまくはいかない。理由のない悪意に出会う方が多い。 そんな時に、助けてくれるのは、他の何ものでもない「想像力」であ…